カマイユ技法で塗ってみたりしてた

イラスト

こんばんわ。ひめはです。
以前描いた落書きを掲載。

元々グリザイユで塗ってたのですが、色が沈みがちになってしまうのが悩みでした(まぁレイヤーで何とかすればいいだけの話なんだけども)
というわけで最近はカマイユ技法を使うことが多いです。
参考:http://www.kusakabe-enogu.co.jp/q_a/q_a_gihou.html#q5

単色塗りの上にグレージングで色を付けていくというやり方ですね。
デジタルの場合は、グレージングはレイヤー効果(乗算とかオーバーレイとか)になります。
まだ慣れないので、グリザイユのようにグレーで色付け→グラデーションマップで色付け→グレージングという流れとなります。

メリットとしては、全体の雰囲気に統一感を出しやすいというところでしょうか。
背景込みの絵の場合、バラバラに色付けすると一部分だけ浮いちゃったりとかもしがちですが、一応何となく統一感を出すことができます。
また、「現実にありえない色」(どぎつい緑とかパープルとか)が出にくいので安心して見ることができる絵になりますね。

デメリットとしては、単色塗の時にちゃんと書き込まないとグレージング時にうまく反映されにくい(白色部分には色が乗りづらいし、色が濃すぎる部分にも乗りづらい)ので加減が難しいといったところです。

自分も油絵を描く際には、モノクロームウォーム系統の絵具を利用してカマイユ技法で描くこともあります。(デジタルと違って油彩は特に全体像を想像しにくい感ある)
厚塗り、特に主線を描かないタイプの方にぜひおすすめしたい技法です。

※簡単な方法としてグリザイユで描いた絵の上にオーバーレイレイヤー等を敷いて、単色で濃淡付けてベタ塗すればカマイユっぽくはなる

今回はソンナカンジ

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